やまがた橋物語月光川編[2]◆金杉橋(遊佐)
杉沢と吉出を結ぶ金杉橋。老朽化などのために架け替えが計画されている
遊佐町杉沢と吉出を結ぶ金杉橋(全長100メートル)。幅は4メートルしかなく、トラックは1台通るのがやっと。車の通行はそれほど多くないが、車同士が鉢合わせしたときは、互いに「譲り合いの心」が必要になる。 金杉橋は1952(昭和27)年5月に完成。杉沢と、吉出の金俣集落付近をつなぐことから名付けられた。以来、約60年間も住民に利用され続けてきたが、さすがに外観は古びてきた。団体職員五十嵐寿行さん(56)=吉出=は「金俣集落などが農地開拓され、住民が移り住んできた後、対岸に渡る必要ができて作られたようだ」と話し、「幼いころは橋のそばで友人と水遊びをしたり、魚を捕まえたりしていた。今よりも水量が多くて楽しかったし、橋もよく通ったものだ」と昔を懐かしんだ。 町地域生活課によると、以前の町道は4メートルほどの道幅が多く、橋もそれに合わせて造られた可能性があるという。近くにキノコ畑を持つ堀清子さん(63)=同町白井新田=は「譲り合いの心が大事な橋。対岸に車を見つけると、合図を送って先を譲る。狭いし不便だけど、酒田市への近道になるんだよ」と話した。 地元住民らの要望や老朽化を踏まえ、町は架け替えを検討しており、現在は架け替え場所の強度調査などを行っている。春ごろには新しい金杉橋の形状などを公表できるという。 2011/01/18掲載
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杉沢と吉出を結ぶ金杉橋。老朽化などのために架け替えが計画されている


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