やまがた橋物語真室川編[10]◆高沢橋(真室川)
高沢集落の南側に架かる高沢橋。住民の中には橋から見える風景を楽しむ人も=真室川町
真っ白な雪に覆われた水田が周りに広がる高沢集落の南側に、高沢橋がある。地元住民が真室川小や町中心部へ行き来する際などに主に利用する。北側の上高沢橋に対し「下高沢橋」と呼ぶこともあるという。 完成したのは1980(昭和55)年3月で、長さ123.5メートル、幅5メートル。以前は柴(しば)橋や丸太橋だったが、水害で何度も流された。周辺の基盤整備に伴い高沢と安久土の両地域を結ぶ町道が整備され、コンクリート製の橋も新設した。 近くの杉原他人(たひと)さん(85)は「真室川が蛇行する高沢は、大水になれば孤立してしまっていた」と振り返り「小さな集落ではあるが、この橋は住民には必要」と重要性を語る。農業高橋喜太郎さん(64)は「町の中心部との往来が多くなり、行商もたびたび来るようになった」と話す。 橋からの風景を楽しむ住民も。健康のためにと散歩していた近くの女性(73)は「晴れていると、東側に神室の山々が見える。雪がなくなって堤防沿いを歩けるようになる時期が待ち遠しい」と笑顔で話した。 2012/04/01掲載
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高沢集落の南側に架かる高沢橋。住民の中には橋から見える風景を楽しむ人も=真室川町


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