やまがた橋物語真室川編[8]◆栗谷沢橋(真室川)
栗谷沢集落と関沢集落を結ぶ栗谷沢橋。朝夕、通勤の車が多い。後方は栗谷沢集落=真室川町
真室川町釜渕から南下し、町中心部に向かう途中に架かるのが栗谷沢橋。架設から半世紀以上がたった。栗谷沢、関沢の両集落を結び、朝夕通勤の車が多い。 当初は丸太に横木と板を敷いた木橋だったが、大雨のたびに流された。近くに住む高橋寿男さん(77)=川ノ内、無職=は「子どものころ、木橋は狭く、幅は1メートル弱だった。流失したとき、約500メートル下流の奥羽本線の鉄橋を震えながら渡った記憶がある」と語り、住民総出で橋を架け直した当時の結束力に思いをはせた。 その後、現在の橋の上流20メートルほどに砂利を敷いた木橋を架設。幅員は3~4メートルに広がり、ようやく車1台が通行できるようになった。近くの天野郁夫さん(60)=同、会社員=は「所々に穴が開いた凸凹道の橋だった。くぼみのため、三輪車が橋を渡った途端、横転したのを覚えている」と話す。 今の橋が造られたのが1959(昭和34)年3月。鉄筋コンクリート桁で全長110メートル、幅5.5メートル。「建設当時、橋のたもとに作業員宿舎を構え、作業員たちがドラム缶で入浴していた」と天野さん。近くには子どもたちに人気の県神室少年自然の家がある。 大雪の影響もあって、路面に傷んでいる所が目立つ。町民からは早期整備を望む声が上がっている。 2012/03/30掲載
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栗谷沢集落と関沢集落を結ぶ栗谷沢橋。朝夕、通勤の車が多い。後方は栗谷沢集落=真室川町


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