やまがた橋物語最上川第1部[14]◆大浦橋(大石田)
大石田町の大浦と駒籠を結ぶ青い大浦橋
大石田町の大浦と駒籠(こまごめ)を結ぶ大浦橋は、一九八二(昭和五十七)年に完成した。それまで両集落をつないでいた渡し舟、その後の鉄製つり橋に代わり、人々の往来を支えている。 地元の児童が通うのは駒籠小。大浦には二年生まで学ぶ分校があったが、三年生からは最上川を舟で渡り通っていた。鉄製つり橋は、児童の安全などを考えて架橋の機運が高まり町が六七(同四十二)年に完成させた。車は通行できなかったが、耕運機などは通れるなど行き来が容易になった。だが、十五年で役目を終えた。「つり橋は風が強いと揺れて怖いし、車社会が進展して新たな橋を求める声が大きくなった」と駒籠区長の星川稔さん(74)は振り返る。待望の大浦橋は長さ二百十メートル、県が設置し歩道も設けられている。 同町次年子に通じる小坂峠からは大浦と駒籠の間をゆったり流れる最上川が一望できる。同町出身の日本画家小松均も大作「栗の花咲く最上川・上」で描いた名勝。小松の大作に橋は描かれていないが、小坂峠で絵筆を持つ現代の人々にとっては、青い大浦橋が絵のアクセントになっている。(第1部おわり) 2007/01/26掲載
最上川第1部おわり
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大石田町の大浦と駒籠を結ぶ青い大浦橋 
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