やまがた橋物語

最上川第5部[8]

◆置賜橋(米沢)

置賜橋(米沢)の写真 円柱の橋脚が印象的な置賜橋。橋の下には「水辺の楽校」が広がり、市民の憩いの場になっている=米沢市

 米沢市上新田と窪田町を結ぶ置賜橋の周辺は、白鳥の飛来地として知られる。両岸は親水公園「窪田水辺の楽校」として整備されており、シーズン中は白鳥観察や餌付けに訪れる地元住民や小学生たちの姿も見られる。

 置賜橋架設のきっかけは一九一七(大正六)年の置賜駅の新設。同駅と窪田地区を結ぶ自動車道路建設を求める住民の声に応え、二六年に建設された。新道には六つの木橋が架設され、その中の一つが松川に架かる置賜橋だった。延長百九十二メートルは、当時、県内最大規模の長橋だったという。

 交通の動脈を支えた橋も時の流れとともに老朽化が目立ち始め、県は五七年、架け替えに着手。六一年、総工費六千七百五十八万円をかけて幅六メートル、長さ二百三十三メートルの永久橋に生まれ変わった。同年十月三十一日には渡り初め式が行われ、米沢市広報は「秋空に白の直線美」として当時の様子を伝えている。

 「窪田水辺の楽校」には毎年一万-二万羽の白鳥が飛来する。二〇〇二年からは白鳥観察用テラスなどが整備され、気軽に白鳥とふれあえる観察スポットとして親しまれている。地元住民らは「窪田白鳥を愛する会」を組織し、保護、餌付け活動に取り組んでいる。

2007/09/13掲載

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