やまがた橋物語鮭川編[9]◆観音寺橋(鮭川)
赤い欄干が特徴の観音寺橋。西側のたもとに庭月観音がある=鮭川村
鮭川村の庭月地区にある観音寺橋。長さは208.8メートル、幅6メートル。赤い欄干が特徴の永久橋で、1965(昭和40)年に完成した。右岸には、最上三十三観音の打ち止めの寺として知られる庭月観音がある。 観音寺と庭月の両集落を結ぶ。橋ができるまでは、通行は渡し舟で行き来していた。完成の翌年に「橋まつり」が開かれた。庭月観音には、その際に撮影された写真が残っており、庭崎賢恵住職(53)は「当時小学3年だった姉が橋ができたことに対する感謝の作文を読み上げたのを覚えている」と振り返る。 一方、鮭川は大雨などで氾濫することが多く、橋の周辺はたびたび被害に遭った。これを受け、国土交通省新庄河川事務所は両岸に全長約3キロ、高さ4メートルの堤防を築堤。監視カメラや水位計も設置しており、住民の安全確保に努めている。 毎年8月、庭月観音の灯籠流しが行われる。県内外から多くの参拝者が訪れ、先祖の霊を供養するために橋の上流から灯籠を流す。淡いオレンジ色の光が川面を照らし、辺りは幻想的な雰囲気に包まれる。 2012/01/28掲載
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赤い欄干が特徴の観音寺橋。西側のたもとに庭月観音がある=鮭川村


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