やまがた橋物語

置賜白川編[1]

◆白川橋(長井)

白川橋(長井)の写真 国道13号に匹敵する交通量がある国道287号の白川橋。大型車も頻繁に通る

 「やまがた橋物語」は昨年、本県の母なる川・最上川をたどり、架かる橋の歴史や人とのかかわりを描いた。だが、最上川は飯豊山系に発する置賜白川が源流-との説もある。今回は、長井市の白川橋から最上流部にある飯豊町の神明橋まで、置賜白川に架かる主な十の橋を紹介する。

 長井市の国道287号白川橋は、置賜白川で最も下流に位置し、昼夜を問わず多くの車が行き交う大動脈の一翼を担う。ただ数年後には長井南バイパスに「しらかわ大橋」が建設され、幹線道としての役割は譲ることになる。

 白川橋の長さは二九六・一メートル、幅は車道部分が八・五メートル、歩道は両側合わせて七・二五メートルある。先代白川橋の四十メートルほど上流へ一九七六(昭和五十一)年に着工、七八年に完成したコンクリート橋だ。橋の両端から約1.6%のこう配で中央が高くなる“太鼓橋”でもある。

 先代の橋は六七年の羽越水害で一部流失、橋の中を通っていた電話ケーブルも切断され、長井市と外部の通信が絶たれるという大きな影響が出た。その後復旧したものの、歩道を含めた全幅でも八メートルしかなく、交通上のネックにもなっていた。三十年前、親子三代で渡り初めをした高石孝太郎さん(82)=長井市歌丸=は「新しい橋は幅が広く、長さもあって『随分立派なものができたな』と感じた」と振り返る。

 白川橋は二〇〇五年の調査で、平日の二十四時間交通量が一万八千八百七台を記録。国道13号に匹敵する数で、その四分の一は大型車だった。車両の大型化に対応し、〇九年度着工する「しらかわ大橋」は暫定二車線ながら車道幅が九・五メートルに広げられ、最大二十五トン(白川橋は二十トン)まで通行可能になる。完成は一三年度の予定だ。

2008/01/21掲載

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