やまがた橋物語吉野川後編[9]◆花台橋(南陽)
「おはよう」赤湯小児童の元気な声が響く花台橋。この先に烏帽子山公園がある=南陽市椚塚
花台(花器を置く台、はなやかな楼台)とは美しい名前の橋だ。かつては米沢城下から上山の羽州街道に至る米沢街道。この橋を渡って赤湯の温泉街を通過し、鳥上坂へと抜けていった。橋の南側約100メートルの場所にある一里塚跡と松は市の史跡に指定され、昔の名残を今に伝えている。 花台橋は長さ35メートル、幅8.8メートル。1955(昭和30)年に架け替えられた。当時の欄干はコンクリート製だったが、後の補修で鉄製に替えられている。上流側に設置されている歩道橋は幅2.2メートル、80年に完成した。現在は市道だが、60年に赤湯地区の東側を迂回(うかい)する国道13号「赤湯バイパス」開通まで幹線道路だった。 この道を北に進むと、桜の名所「烏帽子山公園」がある。「橋から望む光景が“花台”を思わせた…」橋名の由来について、地域住民がそんな話をしてくれた。初冬の今、見えるのは散り残りの紅葉ばかりだが、登校途中の赤湯小児童が「おはようございます」と満開の笑顔で橋上を通り過ぎた。 2011/11/16掲載
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「おはよう」赤湯小児童の元気な声が響く花台橋。この先に烏帽子山公園がある=南陽市椚塚


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