やまがた橋物語

内川・新内川編[20]

◆長者大橋(鶴岡)

長者大橋(鶴岡)の写真 白い花が咲く長者町側の堤防。澄んだ水が流れる新内川に架かる長者大橋を多くの車や人が行き交う=鶴岡市

 「長者大橋のおかげで、生活圏が広がった。新内川と合わせた地域のシンボル。これからもきれいに使っていきたい」。堤防や河川敷を含めた環境整備などに取り組んでいる鶴岡市長者町の町内会長を務めた佐藤勝士さん(77)=同町=は、こう話す。

 長者大橋は、鶴岡南部土地区画整理事業に合わせて整備された都市計画道路苗津大山線の一部として建設され、1998年11月に開通した。国道112号と市中心部をつなぐ重要な路線にあり、長さ59.5メートル、幅16.8メートルのコンクリート製。両側に御影石を敷いた3.5メートルの広い歩道があり、欄干は紺色のアルミ製で一部に装飾ガラスを施したしゃれたデザインになっている。

 橋の西側には広場が整備され、同市出身の彫刻家富樫実さんがデザインしたモニュメントやいすなどが設置されている。天気の良い日は、東に月山、北に鳥海山などが望める。憩いの場として、散歩途中にひと息入れる地元の人の姿も見られる。宅地より一段高くなっている橋や堤防は、夏の赤川花火大会では観賞する人でいっぱいになる。

 町内会は、橋を含め地元の川を守ろうと、04年度に県河川アダプト導入モデル事業の認定を受け、河川敷の草刈りや清掃、菜の花の植栽といった活動展開。毎年5月、長者町側の左岸は約450メートルにわたり、黄色い花で彩られる。「多くの家が建って、多くの車や人が往来する地域になった。美しい河川と橋がある、住民が誇れるまちでありたい」と佐藤さんはちょっと誇らしげに語った。

2010/06/07掲載

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