談話室

▼▽「多くの人に支えられた45年。良い生徒にも恵まれて教えられることの方が多かった。今後は育ててもらった山形県に恩返しがしたい」。県高校野球のレベルアップに力を注いだ名将は勇退の記念祝賀会でこう語った。

▼▽山形商業高を最後に今夏の山形大会で監督を退いた渋谷良弥さん。日大山形高や青森山田高を春夏通じ22回、甲子園に導くなど東北を代表する指揮官として名を馳(は)せた。退任は残念だったが、スポーツアドバイザーとして小中生らを指導中。本県の球界を盛り上げてほしい。

▼▽昨年11月15日、渋谷さんに一人の教え子から電話が入った。相手はプロ野球の栗原健太選手。楽天に入団が決まった夕方のことだった。広島時代の活躍ぶりと怪我(けが)との闘いに「いい時もどん底も経験した」と思いやり、「東北、山形の方に打つ姿を見せて」と話したという。

▼▽そんな栗原選手が今季限りで現役引退とは寂しい。お疲れさまと言うのはまだ早いが、野球で培ってきた経験は貴重な財産。県民に夢と希望を与えてくれたことに感謝したい。彼の座右の銘は「焦らず、休まず、一歩一歩」。恩師・渋谷さんからもらった色紙の言葉である。

(2016/09/30付)
最新7日分を掲載します。
  • 9月30日
  • ▼▽「多くの人に支えられた45年。良い生徒にも恵まれて教えられることの方が多かった。今後は育ててもらった山形県に恩返しがしたい」。県高校野球のレベルアップに力を注いだ名将は勇退の記念祝賀会でこう語った。 [全文を読む]

  • 9月29日
  • ▼▽あれは3年前だった。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。フィナーレを迎えたのは9月末の今頃の時期だ。山形市出身の渡辺えりさんも出演した人情喜劇で、最高視聴率は27%を記録、ブームを巻き起こした。 [全文を読む]

  • 9月28日
  • ▼▽畏(おそ)るべき姿形はこう描かれている。「目はまるでホオズキのように赤く、身体は一つでも頭と尾が分かれて八つずつ」「長さはと言えば、八つの谷、八つの尾根にまたがるほど。腹はいつも血に濡(ぬ)れてただれています」 [全文を読む]

  • 9月27日
  • ▼▽「全勝が懸かった一番だったから、琴奨菊関の大ファンとしては複雑な心境」「ぶつかり合う音、まわしを取り合った場面の息遣いはすごかった。表彰式でのインタビューは感動した。泣いたよ」と興奮した声だった。 [全文を読む]

  • 9月26日
  • ▼▽仕事の帰り、ラジオを聞きながら車を走らせていたら県外出身で今は山形に住む大学生が話していた。「とにかく人が優しい」。少し複雑な気分になった。というのはちょうど同じ日、対照的な光景を目にしたからだ。 [全文を読む]

  • 9月25日
  • ▼▽スポーツで新たなプロリーグのデビューである。男子バスケットボールの「Bリーグ」。初めてのシーズンが幕を開けた。サッカーのJリーグのように1~3部があり、全国の計45チームがそれぞれの部で凌(しの)ぎを削る。[全文を読む]

  • 9月24日
  • ▼▽大きなサプライズが好きという卓球の福原愛選手。リオデジャネイロ五輪台湾代表の江宏傑選手との結婚報告会見でこう語っていた。「彼に月の土地を贈りました。私も購入したので2人は月でも隣同士なんです」と。 [全文を読む]

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  1. 【新聞と18歳選挙権フォーラム開催のお知らせ】
     山形新聞は10月12日、創刊140周年と第69回新聞大会(10月18日・山形市)の開催を記念し、山形市の東北芸術工科大を会場に「新聞と18歳選挙権フォーラム」を開きます。聴講者を募集します。東京大前総長の浜田純一氏と、「政治オタク女子」として知られるタレントの春香クリスティーンさんを迎え、山形の高校生、大学生らと共に主権者の在り方などについて議論します。
     聴講は無料。高校生や大学生をはじめ誰でも参加できます。希望者に聴講券を郵送します。

     ◇日時 10月12日(水)午後5時10分
     ◇会場 山形市上桜田 東北芸術工科大201講義室
     ◇申し込み 住所、氏名、年齢、電話番号、学生の場合は学校名を明記し、はがき、ファクス、Eメールで。定員になり次第、締め切ります。
     〒990-8550山形市旅篭町2の5の12 山形新聞編集局「新聞と18歳選挙権フォーラム係」。
     ファクス  023(641)3106。
     Eメール  forum@yamagata-np.jp
     ※応募者の個人情報は山形新聞社が適正に管理し、聴講券の郵送に利用いたします。
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     ◇共催 日本新聞協会
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