談話室

▼▽週間天気予報が雪だるまでほぼ埋まった。冬型の気圧配置となり、一部の地域では大雪の気配。車の運転など生活を本格的に冬仕様に切り替えなければならない。変化は食卓にも表れよう。「ひっぱり」の季節到来だ。

▼▽略したが、もちろん内陸地方を中心に食されてきた「ひっぱりうどん」のことである。ゆでたうどんを鍋から各自で引き上げ、納豆やサバ缶などのたれに絡める食べ方が他県民には面白いのだという。昨今の健康ブームによるサバ缶不足を密(ひそ)かに郷土食の危機と思っている。

▼▽当直職場では冬の定番。昔は警察署で夜勤の署員と一緒に大きな鍋を乗せたストーブをよく囲んだものだ。費用は頭割りで百円程度。駆け出し記者の懐に優しく、何より、普段は気難しい署員とも会話が弾むのがうれしかった。「ひっぱり」には人の距離を縮める力がある。

▼▽最近はカップ麺まで登場した。企画商品のようだが、地元の食文化に光が当たるのは悪い気がしない。購入し食べてみると、サバと納豆の風味や麺の食感などで家族の会話が盛り上がった。鍋は囲まずとも和やかな場が生み出されるのは「ひっぱり」ならではということか。

(2018/12/09付)
最新7日分を掲載します。
  • 12月9日
  • ▼▽週間天気予報が雪だるまでほぼ埋まった。冬型の気圧配置となり、一部の地域では大雪の気配。車の運転など生活を本格的に冬仕様に切り替えなければならない。変化は食卓にも表れよう。「ひっぱり」の季節到来だ。 [全文を読む]

  • 12月8日
  • ▼▽今年夏、中国・上海の空港で顔認証による入国審査を受けた。カメラの前に立たされ、モニターに顔が映る。その画像がパスポートの写真と相違ないか機械が識別する。こうした顔のデータ解析は日本でも進んでいる。[全文を読む]

  • 12月7日
  • ▼▽さっぱりとした酸味がいい。松山空港のオレンジバーは蛇口からみかんジュースを提供する。昨年から常設し特産のかんきつ類の魅力を発信する。「蛇口からジュースが出る」という都市伝説を実現させて関心を呼ぶ。 [全文を読む]

  • 12月6日
  • ▼▽昔は金井駅といった。山形市の南部。東には蔵王の山々がそびえる。温泉の湯治客や登山者が多く降り立ったという。日本観光地百選山岳の部で蔵王が全国1位になったのを機に1951(昭和26)年、駅名を改めた。[全文を読む]

  • 12月5日
  • ▼▽山村の小さな日帰り温泉でのこと。十分に温まり脱衣所で体を拭いていると、2人の幼子が父親に連れられて入ってきた。女性用脱衣所からの「ととの言うこと聞いてね」は母親だろう。上の子が元気に返事していた。[全文を読む]

  • 12月4日
  • ▼▽まだあったんだ。失礼ながらニュースを聞いての率直な感想だ。「ポケットベル」のサービスが来年9月で終わるという。携帯電話が全盛の中でその存在を忘れていた。少数ながら医療関係者などが使っていたという。 [全文を読む]

  • 12月3日
  • ▼▽金融機関から届いた年末残高証明書を見てちょっと気抜けした。住宅ローンの償還期間は終期が「平成40年」とある。来年には年号が改まりあり得ない年次表記になる。先の長い道のりも考え合わせると溜息(ためいき)がもれる。 [全文を読む]

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