談話室

▼▽太平洋戦争が敗戦に終わるまで日本軍がミスを重ねたのはなぜか。政治外交史や組織論の研究者6人による名著「失敗の本質」は原因として組織間の意思統一のため積極的努力がほとんど払われなかったことを挙げる。

▼▽「社長と財務部長のいない会社と同じ」。2020年東京五輪・パラリンピックの計画を検証する都の調査チームが29日、関係組織間の問題を批判したのを聞いて、先の本の指摘を思い出した。五輪組織委と国、都がばらばらに動いた結果、大会経費は推計3兆円超という。

▼▽ボートとカヌー・スプリントの会場は宮城県のボート場が代替候補地に挙がった。都内の会場は整備費が7倍の491億円に膨らみ、風や波の影響も懸念されるからだ。競技団体は「無理」と一蹴するが、東日本大震災からの復興にも結び付く。検討する価値はあるのでは。

▼▽司令塔が不在で、各組織が持ち寄る経費の査定役もいない。現状のこんな欠陥は政府関係者も認めている。今回の提案は逆に意思統一を図る好機かも。大会ビジョン「全員が自己ベスト」が、準備に限っては「全員が自己ベスト(のつもり)」に終わってしまわないように。

(2016/10/01付)
最新7日分を掲載します。
  • 10月1日
  • ▼▽太平洋戦争が敗戦に終わるまで日本軍がミスを重ねたのはなぜか。政治外交史や組織論の研究者6人による名著「失敗の本質」は原因として組織間の意思統一のため積極的努力がほとんど払われなかったことを挙げる。 [全文を読む]

  • 9月30日
  • ▼▽「多くの人に支えられた45年。良い生徒にも恵まれて教えられることの方が多かった。今後は育ててもらった山形県に恩返しがしたい」。県高校野球のレベルアップに力を注いだ名将は勇退の記念祝賀会でこう語った。 [全文を読む]

  • 9月29日
  • ▼▽あれは3年前だった。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。フィナーレを迎えたのは9月末の今頃の時期だ。山形市出身の渡辺えりさんも出演した人情喜劇で、最高視聴率は27%を記録、ブームを巻き起こした。 [全文を読む]

  • 9月28日
  • ▼▽畏(おそ)るべき姿形はこう描かれている。「目はまるでホオズキのように赤く、身体は一つでも頭と尾が分かれて八つずつ」「長さはと言えば、八つの谷、八つの尾根にまたがるほど。腹はいつも血に濡(ぬ)れてただれています」 [全文を読む]

  • 9月27日
  • ▼▽「全勝が懸かった一番だったから、琴奨菊関の大ファンとしては複雑な心境」「ぶつかり合う音、まわしを取り合った場面の息遣いはすごかった。表彰式でのインタビューは感動した。泣いたよ」と興奮した声だった。 [全文を読む]

  • 9月26日
  • ▼▽仕事の帰り、ラジオを聞きながら車を走らせていたら県外出身で今は山形に住む大学生が話していた。「とにかく人が優しい」。少し複雑な気分になった。というのはちょうど同じ日、対照的な光景を目にしたからだ。 [全文を読む]

  • 9月25日
  • ▼▽スポーツで新たなプロリーグのデビューである。男子バスケットボールの「Bリーグ」。初めてのシーズンが幕を開けた。サッカーのJリーグのように1~3部があり、全国の計45チームがそれぞれの部で凌(しの)ぎを削る。[全文を読む]

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  1. 【新聞と18歳選挙権フォーラム開催のお知らせ】
     山形新聞は10月12日、創刊140周年と第69回新聞大会(10月18日・山形市)の開催を記念し、山形市の東北芸術工科大を会場に「新聞と18歳選挙権フォーラム」を開きます。聴講者を募集します。東京大前総長の浜田純一氏と、「政治オタク女子」として知られるタレントの春香クリスティーンさんを迎え、山形の高校生、大学生らと共に主権者の在り方などについて議論します。
     聴講は無料。高校生や大学生をはじめ誰でも参加できます。希望者に聴講券を郵送します。

     ◇日時 10月12日(水)午後5時10分
     ◇会場 山形市上桜田 東北芸術工科大201講義室
     ◇申し込み 住所、氏名、年齢、電話番号、学生の場合は学校名を明記し、はがき、ファクス、Eメールで。定員になり次第、締め切ります。
     〒990-8550山形市旅篭町2の5の12 山形新聞編集局「新聞と18歳選挙権フォーラム係」。
     ファクス  023(641)3106。
     Eメール  forum@yamagata-np.jp
     ※応募者の個人情報は山形新聞社が適正に管理し、聴講券の郵送に利用いたします。
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