談話室

▼▽10トンダンプカー1万台分を超す6万立方メートル以上―。6人の犠牲者が出た大分県中津市耶馬渓(やばけい)町の山崩れ現場で崩落した土砂の量である。人家をのみ込んだ土砂に、民間測量会社が航空機からレーザーを当てて算出した。

▼▽1974年4月26日、大蔵村赤松で大規模な山崩れが民家20戸を襲い、17人の犠牲者が出た。高さ約80メートルの松山山頂付近から大量の土砂が山腹をえぐって落ち、山麓を200メートル以上流れ広がる。当時の調査で、土砂は秒速13メートルに達し、その量は約15万立方メートルと割り出された。

▼▽記録的豪雪に続き、4月中旬以降の高温で融雪水が軟弱な岩質に多量に浸透し、山体が崩落したとされる。大災害から44年。山里は鎮魂の日を迎える。雪が多かった年は融雪期に土砂災害を警戒する必要があるというが、こちらは深層崩壊の危機に直面する。財務省である。

▼▽「トラック何千台走ったといった言い方をしてはどうか」。森友問題で売却する土地のごみ撤去費用を巡り、財務省職員が学園側と口裏合わせをしたことが表面化。文書改ざん、セクハラ疑惑と最強官庁は組織崩壊の様相だ。失った信頼はトラック何千台分どころではない。

(2018/04/26付)
最新7日分を掲載します。
  • 4月26日
  • ▼▽10トンダンプカー1万台分を超す6万立方メートル以上―。6人の犠牲者が出た大分県中津市耶馬渓(やばけい)町の山崩れ現場で崩落した土砂の量である。人家をのみ込んだ土砂に、民間測量会社が航空機からレーザーを当てて算出した。 [全文を読む]

  • 4月25日
  • ▼▽4月も下旬。なじんだ土地を離れた人たちも新生活に慣れた頃だろうか。転勤族の実感として、この時期は自治体ごとに異なるルールに当惑する。特に悩ましいのがごみの分別(ぶんべつ)。先日も、歯ブラシの捨て方を間違った。 [全文を読む]

  • 4月24日
  • ▼▽萩本欽一さんと坂上二郎さんの「コント55号」に確かこんなギャグがあった。貧乏親子が時間を区切って1本のバナナを分け合う。だが父親役の二郎さんは皮を剥(む)いたところで時間切れ。欽ちゃんに食べられてしまう。[全文を読む]

  • 4月23日
  • ▼▽2007年に公式戦通算千敗を喫すると、メディアが一斉に報じた。将棋界初のことだった。当時の勝ち数は1261。加藤一二三・九段は同年、文芸誌に発表した随筆「一〇〇〇回目の敗戦」で反響の大きさを綴(つづ)る。 [全文を読む]

  • 4月22日
  • ▼▽昨年夏に名古屋港で見つかったアリが、国内初の外来種「ブラウジングアント」と確認された。近く駆除対策が始まる。南欧原産で、豪州では、生態系に大きな影響を与える「侵略的外来アリ」に位置付けられている。 [全文を読む]

  • 4月21日
  • ▼▽何か問題を解決する際には「数字、ファクト、ロジック」で考えよう-。ビジネス界を代表する教養人として知られ、ライフネット生命保険の創業者、現在は立命館アジア太平洋大学長の出口治明さんは常々こう説く。[全文を読む]

  • 4月20日
  • ▼▽「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」は児童書ながら大人にも受けた。日本出版販売が発表した昨年のベストセラーの順位では佐藤愛子著「九十歳。何がめでたい」に次ぎ2位、続編もヒットした。[全文を読む]

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