談話室

▼▽冬晴れの山形市内、校庭に児童の歓声が響く。華麗にスケーティングを披露する子の一方、立つことすらおぼつかない子。ほほ笑ましいスキー授業の光景だ。幼いうちからスキーに親しめる環境は雪国の特権といえる。

▼▽だが親は複雑だろう。子どもの成長に合わせ、毎冬のようにウエアや道具一式をそろえるのは一苦労だ。シーズン通して貸してくれるレンタルも、毎年となれば大きな負担になろう。とはいえ水泳や自転車と同様、スキーも人並みに覚えさせたいと願うのが親心というもの。

▼▽こうした負担の重さも一因か、競技人口の減少が「スキー王国」を脅かしている。危機感を募らせた県スキー連盟などが対策に動きだしたと、昨日の本紙は伝えていた。選手となって将来活躍する子はほんの一部だろうが、雪国山形として競技人口の裾野は広げておきたい。

▼▽この人の場合はどうだろう。北海道生まれの高梨沙羅選手。父や兄を追い小学校低学年から始めたスキージャンプの才能を、大きく開花させた。きょう開幕するワールドカップ蔵王大会では通算50勝の大台達成も期待される。山形の子たちにぜひ華麗な飛躍を見せてほしい。

(2017/01/20付)
最新7日分を掲載します。
  • 1月20日
  • ▼▽冬晴れの山形市内、校庭に児童の歓声が響く。華麗にスケーティングを披露する子の一方、立つことすらおぼつかない子。ほほ笑ましいスキー授業の光景だ。幼いうちからスキーに親しめる環境は雪国の特権といえる。[全文を読む]

  • 1月19日
  • ▼▽ただの荒くれ者にすぎなかったビフ・タネンは21歳の誕生日、秘密の情報を基に競馬で大もうけ。その後も次々的中させて豪壮なカジノビルを建てる。巨万の富を築いただけではない。名誉市民に収まり権力も握った。[全文を読む]

  • 1月18日
  • ▼▽「今朝も混んだね」「全く。1時間もかかった」。朝の職場での会話。最近、出勤直後の挨拶(あいさつ)のようになっている。山形市内の道路渋滞。雪で歩きにくいのはもちろんだが、マイカー通勤者にも受難の日が続いている。[全文を読む]

  • 1月17日
  • ▼▽「大火後の大変さを知っているし、つらさを思うと胸が痛む」。新潟県糸魚川市中心部で昨年12月22日に発生した大火を受け、酒田市商店街連合会は手を差し伸べ、義援金を贈るために浄財を募り、復興を後押しする。 [全文を読む]

  • 1月16日
  • ▼▽この季節にしては違和感があった。山形市の霞城公園に中高年者十数人の団体。手に手にスマートフォンを持って、最上義光騎馬像を背に写真撮影に興じている。擦れ違いざま聞こえた会話に、なるほど合点がいった。 [全文を読む]

  • 1月15日
  • ▼▽「私の愛は増すばかり」が花言葉。「難を転じる」に通じることから、日本では縁起木として珍重される。加えて真っ赤な果実は、咳(せき)止めに効果のある生薬として古くから用いられてきた。おなじみ南天のことである。 [全文を読む]

  • 1月14日
  • ▼▽柳原朔太郎は66歳、現役最年長の将棋棋士。タイトルを通算14期獲得し、周りから「化け物」「もののけ」と恐れられる。ただ本人の心の内は別だ。同世代が姿を消し、寄る年波に体力も衰える中、重圧と闘っている。 [全文を読む]

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