談話室

▼▽「一山(いつさん)の笑ひはじめの水の音」(兒玉(こだま)南草)。「山笑う」は、冬の「山眠る」に対する春の季語。一口で言えば春山で、草木が芽吹いて明るくなる感じをいう。中国の漢詩「春山淡冶(たんや)にして笑うが如(ごと)く」から生まれた。

▼▽自然豊かな本県は、春山でも標高が高くなるとまだ雪が残り“冬山”のままだ。黄金週間までもうすぐ。2千メートル級の山々が連なる飯豊連峰などに登山愛好者らが挑み、時には遭難することも。昨年は新潟市の高齢男性が動けなくなったと小国署に通報し翌日無事救助された。

▼▽山形と福島の県境にまたがる吾妻連峰。この時季は春山スキーの愛好者が多く山に入る。遭難対策委員会は既にコース沿いの木々にロープを張り、目印となる赤布も取り付けた。対策委は、天候が悪化すると迷いやすい場所もあるとし登山計画などは入念にと周知している。

▼▽黄金週間中に山岳遭難を取材したことがある。軽装で入山した男性は低体温で搬送された。県警は登山届を提出し装備も万全に―と訴える。さらには山菜採り遭難も懸念される。行き先を家族に告げて「早立ち・早帰り」を。魅力いっぱいの春山。しかし、注意は怠りなく。

(2014/04/17付)
最新7日分を掲載します。
  • 4月17日
  • ▼▽「一山(いつさん)の笑ひはじめの水の音」(兒玉(こだま)南草)。「山笑う」は、冬の「山眠る」に対する春の季語。一口で言えば春山で、草木が芽吹いて明るくなる感じをいう。中国の漢詩「春山淡冶(たんや)にして笑うが如(ごと)く」から生まれた。 [全文を読む]

  • 4月16日
  • ▼▽雪国の本県にも、爛漫(らんまん)の春が巡ってきた。群青の空を背景に残雪の山々が陽光に輝き、白い稜線が(りょうせん)まぶしい。ポカポカ陽気が続いて桜の開花も各地で進み、鶴岡では五分咲きに。春風が県土を薄桃色に染め上げていく。[全文を読む]

  • 4月15日
  • ▼▽動きのあるさまざまなものの「速さ」を比較した雑学的な資料がある。およその値で、人の爪と髪の毛を比べると、髪の方が伸びが3倍ほど速い。人の平均的な歩く速さは時速約4キロ。いずれも“ゆっくり”の代表格だ。[全文を読む]

  • 4月13日
  • ▼▽手元に小さな木製のバッジがある。今年10月12日、金山町の県遊学の森で開かれる全国育樹祭の成功に向けて作られた。今年の入学式で配られたという町内の小中学生。胸に付けて腕を振る姿が誇らしげで、かわいい。 [全文を読む]

  • 4月12日
  • ▼▽桜の季節が到来-。県内トップを切り、きのう鶴岡と酒田で“開花宣言”した。鶴岡公園や日和山公園では、ぼんぼりや露店の設置などが進む。厳しい冬から解放された喜びは、雪国の住民に共通する。心が弾む春だ。[全文を読む]

  • 4月11日
  • ▼▽消費税引き上げ以降、消費者庁には「便乗値上げではないか」といった問い合わせが殺到しているという。食料や日用品などの“値上がり”を実感した消費者には不満や戸惑いが広がっている。低所得者は特に大変だ。 [全文を読む]

  • 4月10日
  • ▼▽「若葉マーク」の車を目にする機会が増えた。緑と黄色の初心者マーク。県警によると1年のうち3月に免許を取得する人が最も多く、年間の3分の1に上る。新米ドライバーが乗り始める春。安全運転の車が増える。 [全文を読む]

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