談話室
▼▽中学校で英語を習い始めたころ、1人称は自分のことで、2人称はあなた、3人称はそれ以外の彼女、彼らなどと教わった。ノンフィクション作家の柳田邦男氏は「2.5人称」という視点を著書などで提起している。 ▼▽遠くの誰かという客観に、親しみや共感を加え、物事をみる。その大切さを教えるようなサラダ玉葱(たまねぎ)が、今年も名産地・熊本県水俣市の友人から届いた。生で食味しても甘い。かみしめると水俣病問題と向き合いながら地域を愛し、再生に努力する人々の姿が思い出される。 ▼▽リサイクルのために、地区の資源ごみの回収ステーションで住民たちが自主的に、24種類にも分別している光景を現地取材で目にした。お茶栽培などで、環境に配慮した農業に打ち込んでいる人にも出会った。環境先進都市づくりを展開する水俣を、学びに訪れる人も多い。 ▼▽県は、環境保全や再生可能エネルギーなどへの意識醸成を図る環境教育行動計画を公表した。吉村美栄子知事が強調するのは「山形愛の人」づくり。郷土への愛が優れた環境教育につながることは水俣をみればうなずける。同感だ。客観と温かさ、「2.5」が大切だろう。 (2013/05/19付)
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▼▽中学校で英語を習い始めたころ、1人称は自分のことで、2人称はあなた、3人称はそれ以外の彼女、彼らなどと教わった。ノンフィクション作家の柳田邦男氏は「2.5人称」という視点を著書などで提起している。[全文を読む] ▼▽春の運動会シーズン。青葉の中での歓声は、応援する側も気持ちがいい。山形市内の小学校では、今週末と来週末がピークだ。市教委によると、秋に行う小学校が全体の6割、春は4割で、春実施が増えているという。 [全文を読む] ▼▽「葛麓(かつろく)の山河光るや若葉(わかば)風(かぜ)」-。新緑の風が街や里を吹き抜け、雪国にも爽やかな季節が巡ってきた。特に新庄盆地は、豪雪と厳寒の冬に耐える分、若葉風が麗しく感じる。山河も花々と緑の濃淡で初夏の喜びを歌う。[全文を読む] ▼▽振り込め詐欺の新たな名称を募集していた警視庁は最優秀作品に「母さん助けて詐欺」を選んだ。手口が現金受け取り型に変化していることに伴う措置。新名称はまだなじみが薄いが、犯罪の抑止にぜひ結び付けたい。[全文を読む] ▼▽サッカーJリーグが“二十歳(はたち)”を迎えた。20年前の今日は産声が上がった日。その後のドーハの悲劇やW杯での初勝利、カズやゴン中山らの顔を重ね合わせながら、来し方に感慨ひとしおのファン、県民も多いだろう。 [全文を読む] ▼▽山形の雪深い寒村、大根めし、子守、奉公…といえば幼いおしんが思い浮かぶ。日本だけでなく世界中に感動とブームを呼んだNHKの連続テレビ小説「おしん」が、再び本県を舞台に映画になり、10月に公開される。[全文を読む] ▼▽妻が出産間近のころ、発疹が全身に広がった。医師に診てもらうと何と風疹だという。幸い子どもへの影響はないと言われたが、他の妊婦さんに感染する可能性があるとのことで別室を手配してもらい、事なきを得た。[全文を読む] |
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