【海坂藩の風景】花のあと 玉川寺・鶴岡

2017年11月09日
茶道の稽古の合間、以登が友人と会話するシーンを撮影=鶴岡市・玉川寺(イラストは場面のイメージ)
茶道の稽古の合間、以登が友人と会話するシーンを撮影=鶴岡市・玉川寺(イラストは場面のイメージ)
 女剣士が主人公の「花のあと」。全編を通して凜(りん)とした姿の以登(北川景子)だが、鶴岡市羽黒町玉川の玉川寺(ぎょくせんじ)では、茶道の稽古場の設定でおしゃべりな友人と会話するシーンや、秘めた思いを寄せる江口孫四郎(宮尾俊太郎)と並んで庭園を歩く場面など、比較的穏やかな様子が撮影された。出羽三山の麓に立つ古寺を包む落ち着いた空気が作品に流れる。

 茶道の稽古シーンで使われたのは、本堂の一室。本堂奥の障子を開け放つと国の文化財指定を受ける見事な庭園が広がる。注意して見ると、シダレザクラの樹木が目に入る。46代目の斎藤広海(こうかい)住職(62)は「映画に映る掛け軸は飾っていたものをそのまま使用した。天井の照明は『映り込まないから問題ない』との理由で取り外すこともなかった」と振り返る。

玉川寺の国指定名勝庭園。鮮やかな紅葉が拝観者を魅了する。今月15日前後には冬支度に入るという
玉川寺の国指定名勝庭園。鮮やかな紅葉が拝観者を魅了する。今月15日前後には冬支度に入るという
 スタッフは撮影中にも関わらず、訪れた拝観者に対して自由に見物することを勧めたといい、斎藤住職は「良い人ばかりだった」と懐かしむ。季節の移り変わりとともに多彩な植物が生き生きとした姿を見せる庭園は紅葉の盛りだが、もうすぐ冬支度に入る。
(鶴岡支社・佐々木亨)

 【花のあと】
 ▽監督=中西健二
 ▽出演=北川景子、宮尾俊太郎  (2010年)

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