県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

かいもち そばとは違った味わい

 最上川三難所そば街道として売り出している村山市で昔から食べられていた「かいもち」。そばがきの別名で知られ、さまざまなたれをつけることで、そばとは違った味わいを楽しむことができる。

 かいもちの由来は「かき混ぜる」という動作から名付けられたといわれ、コメの代用品として食べられていた。郷土料理を楽しむ会(村山市)の荒木キヌ子会長(76)=同市大槙=も昔からよく食べていたという。

 用意した鍋に水を入れて沸騰させ、そば粉を入れてへらでかき混ぜた後、火を止め、しっとりと餅のような感じになるまで練り上げる。お湯を注いで再び火にかけ、3~4分沸騰させてかいもちが浮いてきたらお湯を捨て、最後にすりこぎを使ってもう1度練る。おわんなどに盛り付け、たれを添えて出来上がり。かいもちは固くなりやすいので早めに食べる。

 今回はエゴマをすって作ったたれ、納豆、大根の汁、そばだれを用意したが、ゴマやクルミのほか、子ども向けにトマトケチャップやマヨネーズを使ったたれもおいしいという。荒木さんは「現代の好みに合わせて、たれを工夫するのも楽しい。一般家庭でも簡単に作れるので試してほしい」と話している。

【材料】かいもち1人分は200ミリリットルのお湯にそば粉100グラムを入れて練り上げる。そば粉はだまにならないよう、あらかじめふるいにかけておく。エゴマのたれは、エゴマをすったものに砂糖としょう油、湯冷ましを加える。そばだれはカツオやコンブのだしに砂糖とみりんを加えて仕上げる。
2010年01月26日 掲載
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