県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

青菜煮 塩気に加わるうま味

 青菜漬けを塩出しして煮込んだ「青菜煮」。長井、南陽、白鷹の2市1町で桜を活用した観光振興に取り組んでいる「置賜さくら回廊観光推進会議」は、桜の名所にある売店(開花時期前後に営業)で青菜煮を販売している。

 白鷹町高玉の主婦金田秀子さん(63)は、近くの古典桜「釜の越桜」そばで売店を開いている。青菜煮は金田さんを含む推進会議のメンバーが県置賜総合支庁西置賜農業技術普及課の指導を受けて調理法を研究。それぞれアレンジを加え、去年から花見の売店で初めて売り出した。

 金田さんの作り方は、まず青菜漬けを水に1日ほど浸して塩抜きをする。3センチ大にカットした後、約20分水煮し、砂糖(ざらめ糖)としょうゆ、みりん、赤トウガラシ、コンブだしを加えて約15分煮込み、煮干しと大豆をつぶした打ち豆を加えてさっといためて完成だ。金田さんは「青菜漬の塩気にうま味が加わり、次々とはしが進むおいしさ」と話す。

 ことしは2市1町の桜の名所にある売店4カ所に登場するほか、観光ツアーの弁当にも入ることになった。問い合わせは白鷹町観光協会0238(86)0086。

材料】青菜漬け5キロに対し、砂糖(ざらめ糖)100グラム、しょうゆ250グラム、みりん300グラム、煮干し60グラム、打ち豆200グラム、赤トウガラシとコンブだしが少々。
2010年04月13日 掲載
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