県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

サクラマスの煮付け 旬のニラと相性抜群

 サクラマスは庄内地方に春の訪れを告げる魚だ。最上川や赤川の河口付近で捕れるものは「川マス」と呼ばれ、脂の乗り具合と味の良さは格別。漁獲量が少ないため、高級魚として珍重されている。

 家庭では素焼きや煮付けにして食べることが多く、ゆでたニラを添える「ニラマス」が定番。5月の酒田まつりの祝い膳(ぜん)には「サクラマスとうどんのあんかけ」があり、祭りに欠かせないごちそうとなっている。

 酒田市中町1丁目の割烹(かっぽう)「土筆」(つくし)では今の時期、コース料理の一品としてサクラマスの煮付けを出している。

 作り方は、しょうゆとみりんに水を加えて煮立たせた煮汁の中に、かたくり粉をまぶした切り身を入れる。再び煮汁が沸騰したら火を弱め、あくを取りながら12~13分煮る。かたくり粉は煮くずれを防ぎ、味を絡めやすくするために使う。斎藤秀弥代表(34)は「身が硬くならないよう、火を通し過ぎないことがポイント」とアドバイスする。

 旬の地元産ニラとの相性は抜群。ピンク色と緑色の彩りも鮮やかで、一緒に食べるとおいしさが増すという。

 サクラマスは出始めの4月ごろは値段が高いが、5月を過ぎると安くなる。春ならではの郷土の味を堪能してはいかが。

材料】煮付けの煮汁の割合はしょうゆ1、みりん1、水6。かたくり粉は煮汁に入れる直前にまぶす。
2010年04月20日 掲載
過去の記事一覧
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から