県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

ひょうのからしあえとおひたし 生をゆでて、シャキシャキした食感

 ひょっとして良いことがありますように-と正月に縁起を担いで食卓に上るヒョウ。一般的に食べられるヒョウは赤い茎で黄色の花をつける「スベリヒユ」(スベリヒユ科)のことで、独特のぬめりと酸味があり、「おんなひょう」とも呼ばれる。一方、ひし形の葉と緑色の茎を持つ一年草の「イヌビユ」(ヒユ科)は「おとこひょう」と呼ばれることもあり、癖のないシンプルな味。生命力が強く、道端にも生えている。

ひょうのからしあえとおひたし
 正月は夏場に干したヒョウをいため煮にするが、今の季節は生のヒョウをゆでて食べるのもおいしいという。村山市食生活改善推進員連絡協議会の奥山よね子会長(68)、菊地紀子さん(64)、滝田ヨシ子さん(66)に調理を依頼した。

 どちらのヒョウもきれいに洗い、おんなひょうは太い茎の部分を取り除く。沸騰したお湯に塩を入れ、さっと1分ほどゆでる。水で冷やし、水気を切って2~3センチの大きさに切る。「シャキシャキ感を残すためにあまりゆで過ぎないのがこつ」と奥山会長。

 おんなひょうのからしあえは、からしを小さじ2杯のしょうゆでといてヒョウにあえ、盛り付けた上にからしを乗せて完成。おとこひょうのおひたしは上にかつお節をかけて出来上がり。奥山会長は「生のヒョウはシャキシャキとした食感がおいしい。ぜひ多くの人に食べてほしい」と話している。

2010年08月31日 掲載
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