県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

いも棒煮 現在の芋煮のルーツ

 「芋煮会発祥の地」の中山町が芋煮の“元祖”としてPRしている「いも棒煮」。肉の代わりに、タラを干物にした「棒だら」を使う。現在の芋煮のルーツとされる。

いも棒煮
 芋煮会の発祥には諸説あるが、江戸時代に最上川舟運の要衝として栄えた中山町では、京都料理を懐かしんだ船頭たちが河原で里芋と棒だらをみそ味で煮て食べたという話が伝えられている。

 中山町食生活改善推進協議会(小関日出子会長)が作る「いも棒煮」は、煮干しとかつお節でだしを取り、しょうゆ、みりんで味付けした薄味の上品な芋煮。材料は里芋と棒だら、こんにゃく、油揚げ、干ししいたけの5つで、約300年前の史料を参考にした。だし汁を沸騰させ、まず里芋以外の具材を入れる。ひと煮立ちしたら味を付け、芋を入れて軟らかくなるまで煮る。火を止めた後、ふたをして10分ほど蒸らすと味がよくなじむ。煮くずれを防ぐため、里芋を入れた後はあまりかき混ぜない。棒だらの戻し時間は4時間、干ししいたけは10時間以上という。

 中山町は1996年から芋煮会発祥の地として当時の味をアピール。町食生活改善推進協議会の協力を得て、町内のイベントで提供しているほか、一般向けの講習会を開いて伝統の味の普及に努めている。

材料】 (4~5人分)里芋400グラム、棒だら100グラム、油揚げ2枚、干ししいたけ2~3枚、干ししいたけの戻し汁少々、コンニャク2分の1枚、水1リットル、煮干し・かつお節適量、しょうゆ100ミリリットル、みりん20ミリリットル、酒100ミリリットル、砂糖少々、塩少々。

2010年10月19日 掲載
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