県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

アケビの俵煮 旬のゴボウぜひ入れて

 置賜地方で秋になるとよく食べられるアケビ。皮を調理するのが県内特有の食べ方だ。アケビの俵煮は家庭料理として母から子へと受け継がれてきた。

アケビの俵煮
 高畠町和田地区でアケビ料理が上手と評判の農業平ふみゑさん(61)=高畠町元和田=に作り方を教えてもらった。干しアケビの皮は調理する前日に多めの水で30~40分煮て戻す。ゴボウ、油揚げ、身欠きにしんはアケビに詰められるよう5センチほどの長さに切る。戻したアケビに打ち豆、ゴボウ、油揚げ、身欠きにしんを順番に詰め、同じく水で戻したカンピョウで結ぶ。鍋にこのアケビを入れ、ひたひたの水で強火で煮立てた後、落としぶたをして中火で約30分水煮する。砂糖、みりん、みそ、しょうゆ、サラダ油を入れ、煮含めればじんわりと味の染みた俵煮の完成だ。

 平さんは「11月が収穫時期のゴボウはぜひ入れてほしい。にんじんなどを入れてもおいしいかも」と話す。

材料】 3人分は干しアケビ6個、身欠きにしん半身、打ち豆約10グラム、ゴボウ約10グラム、油揚げ1枚、カンピョウ適量、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ2、サラダ油大さじ1、みそ少々。

2010年10月26日 掲載
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