県内 ご当地味覚

県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

行者菜ギョーザと五色スタミナ漬 暑さ乗り切るスタミナ料理

 行者ニンニクとニラを配合した「行者菜」はビタミン類、香り成分アリシンが豊富でエネルギー代謝を高める。長井市で特産品として定着しつつある行者菜で作る北京風ギョーザと五色スタミナ漬は、夏の暑さを乗り切るスタミナ料理。

行者菜ギョーザと五色スタミナ漬
 調理法を教えてくれたのは、長井行者菜生産グループメンバーで、市内で料理教室を主宰する小野紀代子さん(70)と長男の正人さん(42)。ギョーザはひき肉と同量の行者菜、みじん切りのショウガ、ごま油を加えて練る。皮を一点で止めると、焼いた時にひき肉から出たうま味が皮全体に染み込む。焼き色を付け水を入れて蒸した後、差し油でカリカリになるまで焼くと出来上がり。

材料】 スタミナ漬は、ショウガやミョウガなどを千切りに、小口切りのキュウリ、ゆでた行者菜、白ごまなどを混ぜ合わせる。根の部分を生で加えると香り豊かに。30分ほど漬ければ、夏場にぴったりの一品が完成する。

2011年8月16日 掲載
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