県内 ご当地味覚

県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

紅花入り長芋寒天 白い寒天に紅花鮮やか

 地産地消を推進しようと地元で収穫される野菜を使ったアイデア料理を考案している河北町食生活改善推進協議会(工藤由紀子会長)。「紅花入り長芋寒天」もその1つだ。同町の最上川沿いで栽培された長芋は粘りが強く、しっかりとした味が特徴。真っ白な寒天の中にちりばめられた町の花・紅花が見た目にも鮮やかだ。

紅花入り長芋寒天
 紅花は80度のお湯に2、3分漬け、黄色の色素が出なくなるまで水洗いし、固く絞っておく。皮をむいて適当な大きさに切った長芋を水200ccと一緒にミキサーにかける。鍋に残りの水と粉寒天と入れて沸騰させ、よく溶かす。砂糖を加えた後、ジュース状にした長芋と紅花を入れ、かき混ぜる。型に流し入れ、氷水などで冷やして固めれば完成だ。

 同町の長芋は11月から12月にかけてが旬。工藤会長は「牛乳を加えればまろやかな味になり、デザート感覚で楽しめる。ぜひ試してほしい」と話している。

【材料】(4、5人分)長芋300グラム、粉寒天4グラム、紅花少々、水400cc、砂糖80グラム。
2011年10月04日 掲載
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