県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

でごもち 手間暇かけたうるち米団子

 村山市山の内で昔から食べられていたという「でごもち」。鶏の親鳥でだしを取った汁にキノコやゴボウ、大根などが入っている。でごもちとはうるち米をつぶして団子状にしたものが「でこぼこ」していることから名が付いたとされる。

でごもち
 地元住民によると、昔猟師が多くいた時代にはウサギや山鳥でだしをとっており、ごちそうだった。

 今回は山の内自然体験交流施設「やまばと」の宿泊客に郷土料理を振る舞っている「ふる里料理やまばと」のメンバーで、地元の主婦の井上博子さん(58)と井上直美さん(46)に作ってもらった。

 炊き上がったうるち米を少し冷ましてからすりこぎでつぶし、かたくり粉を混ぜる。つぶし過ぎに注意。丸めて氷水に入れ、さらに冷蔵庫で半日冷やす。

 鶏肉で取っただしに乱切りにした大根、ささがきしたゴボウ、キノコを入れ、しょうゆを適量加える。冷やしたでごもちを鍋に入れて一煮立ちしたら完成。

 でごもちは3日前に予約すれば「やまばと」で食べられる。井上博子さんは「作るのは大変だけど味は格別。体も温まります」と話していた。

【材料】(1人分)うるち米1合、大根3分の1、ゴボウ3分の1、鶏肉100グラム、キノコ(ナメコ、ヒラタケ、モダシなど)、ネギはお好みで
2011年11月08日 掲載
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