県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

納豆あぶり餅 行事などに欠かせない一品

 上山市楢下の楢下宿に伝わる郷土料理が「納豆あぶり餅」。来客をもてなす際に各家庭で振る舞われてきた。いろりを備えた家の減少とともに家庭で作る機会は減っていたが、旧旅籠(はたご)「大黒屋」に先月、厨房(ちゅうぼう)設備が整備されたことをきっかけに、近く楢下宿名物として観光客に提供する計画が動きだしている。

納豆あぶり餅
 前日の残りで固くなった納豆餅をおいしく食べる工夫としていろりであぶったのが始まりという。後にもてなしの料理として広まり、行事などに欠かせない一品となった。

 地元の女性グループ「楢下ばあちゃんズ倶楽部」のメンバーに作り方を教わった。もち米を4時間ほど水に漬けた後、30分間ざるに上げて水気を切る。ついた餅は冷蔵庫で40分ほど冷やして固め、一口大に丸めて納豆と絡める。一晩置き、味をなじませながら餅を固くするのがポイントだ。

 翌日、餅を2個ずつ串に刺し、いろりであぶって完成。好みで青菜漬けを巻いてもおいしい。「餅の固さの見極めが難しい」と佐藤道子さん(63)。斎藤民子さん(70)は、おいしく作るこつを「愛情を込めることです」と笑顔で教えてくれた。

【材料】(5人分)もち米2.5合。納豆90グラム。青菜漬け1束。ネギ適量。楢下地区のしょうゆ店でつくっただししょうゆを適量使用するのが“定番”となっている。

2011年12月13日 掲載
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