県内 ご当地味覚

県内 ご当地味覚

「県内 ご当地味覚」では、県内各地に伝わる食材や伝統料理について、その由来と栽培・調理法、味わい、旬の時期などを紹介していきます。

麻婆焼麩丼 地元の料理教室でも好評

 東根市六田地区で盛んに製造されている麩(ふ)。さまざまな料理に合う伝統食材だが、今回は中華料理とのコラボレーション「麻婆焼麩(マーボーやきふ)丼」を、山岡茂子さん(61)=同市六田2丁目=ら地元の食生活改善推進員に紹介してもらった。  

麻婆焼麩丼
 長さ約18センチの円筒形の「くるま麩」を使用。水に浸した後に絞り、一口大に切る。沸かしただし汁に砂糖、しょうゆで味付けしてから麩を入れて煮る。

 ニンニク、赤トウガラシをいため、さらに豚ひき肉、長ネギ、調味料(みそ、しょうゆ、砂糖、酒を混ぜたもの)、水、インゲンを順に加え、かたくり粉でとろみをつけると「あん」ができる。丼に盛ったご飯に麩、あんを乗せれば完成だ。

 地元の料理教室で住民に紹介し、好評だった。「麩を煮ている間は混ぜないことが、形を残すこつ」と山岡さん。

【材料】 4人分は、くるま麩2本、だし汁400cc、しょうゆ大さじ2.5、砂糖大さじ2.5、豚ひき肉200グラム、長ネギ1本、インゲン4本、ニンニク1片、赤トウガラシ2本、調味料(みそ大さじ1.5、しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ1、酒大さじ2)、水200cc、サラダ油大さじ1、かたくり粉大さじ1(水大さじ2と合わせる)、丼4杯分のご飯。

2012年2月14日 掲載
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