永田町ウオーキング

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認証保育所 議員会館に響く歓声

2015/7/12 11:51
国会日程を終え、長女を迎えに訪れた大沼瑞穂参院議員

 品位と風格のある執務環境づくりを目指し、現在の衆参両院議員会館が完成したのは2010年6月。入館手続きの厳格さと相まって、ほぼ同じ外観の会館3棟が立ち並ぶ光景は無機質で冷淡に映ることがある。

 衆院第2議員会館の地下3階。安全保障関連法案の審議で緊迫した国会の状況からは想像できない温かな空間があった。東京都認証保育所の「キッズスクウェア永田町」で、子どもたちの歓声が響き渡る。山王側に面した開放的な園庭もある。

 就学前の乳幼児を受け入れており、七夕会で飾り付けをする様子を描いた子どもたちの絵がエントランスホールを彩っていた。つるした短冊には「どうぶつとともだちになりたい」「おかしをたくさんたべられますように」などと願い事が記してあった。

 山形選挙区選出の大沼瑞穂参院議員が同保育所を利用しており、2歳の長女を自ら送迎し、国会活動と党務に励む。議員と秘書らのニーズが高いと思ったが以外と少数派で、国会近隣の事業所に勤務する保護者らからの申し込みが多いという。

(東京支社・古頭哲)

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