東日本大震災

学校の大半は通常授業 東日本大震災

2011年03月14日
 東日本大震災後、初めての登校日となった14日、県内の多くの学校では、余震に警戒しながらも通常通りの授業が始まった。一方、国公私立の小中高・特別支援学校509校のうち、69校が通学手段が確保できないことや断水が続いていることから臨時休校。給食が提供できず、午前のみで下校させた学校は30校に上った。

 このうち大江町は、東日本大震災後に停電した影響で、冷凍庫に保管している給食食材の鮮度面に不安があるとして14日、小中学校4校で提供する予定だった給食を取りやめにした。食材は廃棄することになり、学校関係者は沈痛な表情を見せた。

 米飯を除き自校調理方式で給食を提供している左沢小(犬飼藤男校長、298人)では、14日に冷凍食品のヒレカツ、15日にエビフライなどを出す予定で、地震発生前から校内の冷凍庫に保管していた。だが地震後の停電がほぼ丸1日続いたことから、食材の鮮度面で安全が確保できないとして、児童と教職員分約330人分を廃棄することになった。献立作成に当たる小関真理子栄養教諭は「安全面を考えると仕方のないことだが、食べ物が足りない被災地のことを考えると複雑な気持ちだ」と涙ながらに語った。

 一方、給食提供の見通しが立っていなかった戸沢村の小中学校には14日午前、契約業者から給食用の物資が届き、授業も予定通り行われることになった。

 校内の安全点検のため休校となった戸沢中を除き、角川小中、古口小、神田小、戸沢小の4校に食材が届けられた。このうち戸沢小(横山薫校長、128人)には午前9時すぎから、村内外の業者が肉や野菜などの生鮮食品や牛乳を続々と運び込んだ。同校の給食は修了式前日の17日まで。同校は「予定通り食材が入らなければ一部メニューを変えて提供する」としている。
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