2011年03月15日
被災した障害者を支援したいと語る最上町出身の田中慎也さん=14日午後12時28分、宮城県名取市大手町2丁目
最上町出身の田中慎也さん(28)が理事長を務める宮城県名取市大手町のNPO法人ドリーム・ゲートは障害者支援の拠点になっている。事務所のある場所は川沿い。大震災当時は津波で川が逆流、建物も一部破損し「死を覚悟した」と話す。
ドリーム・ゲートは障害者の生活を支援する団体。震災後、スタッフが避難所を回り「障害者のケアが必要な場合はサポートします」と声を掛けた。
田中さんは小学生の時、スキー大会で転倒し、自らも手足に障害を負っている。利用者を送り届けるため14日、車で秋田に向かい、帰りに最上町の実家に寄る予定という。
事務所の窓には大きい文字で「大震災に負けるな!」の張り紙。「障害者が安心して避難できる場所はなかなかないので、今後もできる限りサポートしていきたい」と力強く語った。