2011年03月15日
岩手県大船渡市で救助活動に当たり、帰県した広域緊急援助隊の警備部隊=14日午後11時、天童市・県警三隊合同庁舎
東日本大震災の被災地で救出活動などに当たるため、県警が11に派遣していた広域緊急援助隊の警備部隊24人が14日夜、帰県した。
津波で大きな被害を受けた岩手県大船渡市で生存者の救出作業を担ってきた。24人は14日午後11時ごろ、天童市の県警三隊合同庁舎に到着し、大竹孝幸警備部長は「多くの成果を挙げてくれた」とねぎらった。
中村俊行小隊長(警部補)らによると、自衛隊や消防と協力し、大船渡市の漁港周辺で7人を救出、14人の遺体を発見した。中村小隊長は「これまで出動した中で最も悲惨な現場だった」と話した。警備部隊の他、人や車の被災地への流入を規制する交通部隊、検視などを担当する刑事部隊が岩手、宮城両県で現在も活動している。
援助隊は1995年の阪神大震災を機に全国の都道府県警察で発足した。大規模災害の際、都道府県の枠を超えて出動する。