2011年03月15日
福島県の東京電力福島第1原発から放射性物質漏れがあったとみられる問題で、広範囲に飛散する恐れがあることから、県は15日、県内で福島原発に最も近い米沢市に新たな放射線測定装置を設置する方針を明らかにした。場所は同市金池3丁目の米沢合同庁舎で、16日中に稼働させる見通し。
15日の県議会厚生労働環境常任委員会で、大泉享子生活環境部次長が明らかにした。県内における空間中の放射線量の測定は、山形市十日町1丁目の県衛生研究所が常時、モニタリングしているが、今回は、本県の南東にある福島県沿岸が放出源で、本県に放射線物質が飛散してくることがあれば、米沢市でいち早くデータが収集できる。
測定機器は移動可能な装置で県外から搬入する。センサーの調整を行い16日夕方までにはモニタリングを開始させたい考え。
一方、県衛生研究所が15日午後8時までにまとめたデータによると、県内の空間放射線量は平常値と同水準で、測定したガンマ線量は毎時35~51ナノシーベルトで推移している。