東日本大震災

東北電力も16日に計画停電実施 3日間で最長6時間

2011年03月15日
 東北電力は16日から3日間、青森県の一部と本県を含む、秋田、新潟の3県を対象に地域ごとに電気を止める「計画停電(輪番停電)」を実施する。計画停電は16日午前9時から米沢市や新潟市、青森県弘前市などの一部エリアで始まる予定だが、直前になって電力需要をまかなえる見込みが立てば、停電が回避される可能性もある。

 東京電力の計画停電では首都圏の交通がまひするなど混乱を招いており、東北電力でも停電が実施されれば暮らしや企業活動に支障が出そうだ。

 停電は午前9時から正午、午後5時から8時の2つの時間帯で、各3時間実施する。

 東北電力山形支店は斎藤孝志執行役員支店長らが15日に県庁で会見し、計画停電の本県分の概要について説明。原則的に全35市町村を4グループに分けて実施する。電力不足は深刻で斎藤支店長は「予見性なく大規模な停電に陥ることがないようにしなければならない」と理解を求めた。

 東北電力によると、太平洋岸の火力発電所の被害が大きく原発も停止し、電力供給量確保の見通しは立たないという。本県では16日午前9時から米沢市(板谷地区を除く)や長井市など7市町の第1グループからスタートする。また山形、天童、上山、長井、南陽の5市と中山、大江の2町についてはエリアを分けて行う。計画停電は数カ月続く見込みで、同支店は「来週以降の実施についても随時お知らせする」とした。対象地域は全体で8グループあり、2日に1回のペースで停電が行われることになる。

 同支店は「当社としては当日の実施前の需給状況もぎりぎりまで見極めたい。場合によっては、実施しないことを当日に最終判断することもあり得る」とした。
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