2011年03月17日
東北電力は16日、地域や時間帯を決めて電力供給を止める「計画停電(輪番停電)」の同日の実施を見送ると発表した。稼働中の火力や水力発電所が停止するような状況がない限り、17日の計画停電も中止する方向。正式な中止決定は当日の午前、午後の停電開始予定時刻の2時間前をめどに発表するとしている。
他の電力会社から電力供給が受けられたことや、節電に協力する動きが広がったことが主因。前日からの降雨で水力発電所の電力供給が増したことも寄与した。
本県は16日の午前に米沢市など4市の一部を除く地域と高畠町など3町全域、午後に天童市など4市町の一部エリアと新庄市など16市町村の全域が、それぞれ対象になっていた。
きょう17日は午前に鶴岡、酒田市、三川、遊佐、庄内町の全域、午後に山形、天童、上山、長井、南陽市、中山、大江町の各一部を除く地域と山辺、朝日、白鷹町全域が、それぞれ計画停電のエリアになっている。17日分は中止の方向だが、仮に実施された場合、山形市は山寺と面白山の両地区を除くほぼ全域が対象となる。大規模な停電が想定され、生産活動の縮小に加え、交通網の混乱なども懸念される。
東北電は東日本大震災で宮城県の女川原発が停止。供給不足が発生する恐れが高まったため計画停電の準備に入った。
当初は本県と青森、秋田、新潟の4県を8グループに分け、16~18日の3日間、電力需要が多い午前9時~正午と午後5時~8時に3時間ずつ実施する計画だった。