2011年03月17日
県置賜総合支庁の屋上に設置された放射能測定装置=16日午後3時、米沢市
福島県で起きた東京電力福島第1原発の事故を受け、県は16日、米沢市に新たな放射線測定装置を設置し、計測を開始した。同日午後9時現在の空間放射線量は毎時0.142マイクロシーベルトで、人体に影響のないレベルだが、同時刻の山形市(県衛生研究所)の毎時0.052マイクロシーベルトと比べ高い値を記録した。
県は数値について「米沢市での測定は初めてで、比較する平常値はないが、同じ県内の山形市と大きく数値が異なっているので、原発事故が影響している可能性はある」と分析している。0.142マイクロシーベルトは、成人が1年間浴び続けても大丈夫な放射線限度の1万分の1のレベルという。
米沢市の装置は、県から委託を受けた財団法人日本分析センター(千葉市)のスタッフ2人が持参し、県置賜総合支庁の5階屋上に設置。測定は当面、23日までの予定で、その後は状況をみて対応を検討する。