東日本大震災

夜のスタンド周辺、無人の車が長蛇の列 山形署、苦情受け所有者に指導

2011年03月19日
閉店したガソリンスタンドの前にできた車の列。翌日の開店に備えて場所取りをしており、ほとんどの車に人は乗っていない=17日午後10時57分、山形市
閉店したガソリンスタンドの前にできた車の列。翌日の開店に備えて場所取りをしており、ほとんどの車に人は乗っていない=17日午後10時57分、山形市
 東日本大震災の影響による県内の燃料不足で、山形市などではガソリンスタンド周辺に夜間、場所取りをする車が現れ始めた。翌朝の販売を見込んでドライバーが路上駐車し、無人の車が列を成している。道交法に基づく指導に乗り出した山形署は節度ある対応を求めている。

 17日深夜の山形市西部。営業を終え暗くなったスタンド周辺に車が長い列をつくっていた。台数は100台以上、距離にして数百メートルほどある。日中の長い列とは異なり、エンジンが止まった車の中は無人。翌朝の給油の順番が少しでも早くなるようにと、ドライバーが車を放置し、場所を取っているのだ。別の車で乗り付け、“連携プレー”で車を置いていった人もいるという。

 車列の最後尾には困惑した表情で店員が立っていた。「明日の朝から販売することを会員に優先的に知らせた」ところ、道路に無人の車列ができ、さらに列を見つけた会員以外の車も並んだという。店員は「まさかこの時間からこんなに並ぶとは」。

 車列は交差点内にも連なり、山形署には周辺の住民から多数の苦情が寄せられた。現場に駆け付けた警察官は「しかしモラルがないね」とため息をつき、放置車両の所有者に連絡し、車を動かすよう指導した。

 道交法は原則、車両の右側に3.5メートル以上の余地がない路上での駐車を禁止。車庫法は日中12時間、夜間8時間以上の同一場所での路上駐車を禁じている。同署は管内のガソリンスタンドに対し、車の放置を防止するための人員配置を要請。ドライバーには路上に車を放置しないよう呼び掛けている。
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