五輪代表・滝沢さんが避難所激励 新潟県から米沢に駆け付け
2011年03月19日
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ワゴン車一杯に積み込んだ救援物資を下ろす滝沢宏臣選手(左から2人目)=18日午後6時2分、米沢市営体育館
被災した東北各県にはスキーの仲間たちやその家族がおり、人ごととは思えなかったという滝沢選手。「被災地のことを考えるとスキーをする気持ちになれなかった」と話す。予定していたスキースクールのレッスンを中止しての米沢行きは、「(スキースクールの)スタッフが新潟の震災を経験している人たちで、理解してもらえた」と語る。 午前9時半に出発し、午後6時に避難所となっている市営体育館に到着。ワゴン車いっぱいに積み込んだ紙おむつや粉ミルク、トイレットペーパーなどを寄せた。大勢の避難者を目の当たりにし、言葉を詰まらせた滝沢選手。「何ができるかは分からないが、1週間は市内に滞在しようと考えている。レスキューもボランティアもできない素人だが何か力になりたい。できることを探したい」と語った。 東日本大震災 記事一覧
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