東日本大震災

復旧、運行再開いつ?明言を避けるJR 震災で停止の奥羽本線山形―新庄間など各線

2011年03月20日
東日本大震災の影響で上山市金瓶の竜王橋付近に停車したままになっていた下り山形新幹線つばさ。奥羽本線の運転再開に向け回収された=19日午前8時56分
東日本大震災の影響で上山市金瓶の竜王橋付近に停車したままになっていた下り山形新幹線つばさ。奥羽本線の運転再開に向け回収された=19日午前8時56分
 東日本大震災直後に運行を停止した県内JR各線はいまだ本格的な運行ができない状況が続いている。奥羽本線山形-新庄間など、まだ多くの区間は運行再開の見通しすら明らかにされていない。燃料不足でマイカー利用もままならない中、通勤、通学をはじめとする移動の中軸として期待される鉄路の先行きが見えず、利用者からは不安の声が聞かれている。

 JR東日本は震災後の運行停止直後から一貫して「一日でも早く復旧させたいと作業しているが安全第一。運転再開のめどは立っていない」として、県内各路線の具体的な復旧時期について明言を避けてきた。

 米坂線の坂町-小国間での運行再開を明らかにしたのは実施前日の13日夜。米沢-山形間や米坂線全区間の運行開始を発表したのは、18日夜になってからだった。

 山形支店では19日、震災後から駅間などにとどまったままになっている車両9編成のうち、再開区間にある3編成を収容。信号や踏切の動作を確認する列車を走らせ、急ピッチで運転再開に備えた。

 20日は震災が起きてから10日目。ようやく県内鉄路の大動脈である奥羽本線の一部が動きだすが、奥羽本線山形-新庄間をはじめ、仙山線、左沢線、陸羽東線、陸羽西線の県内他路線・区間については、依然、具体的な復旧見込みが示されていない。

 山形新幹線は使用電力が大きいことなどから県内のみでの運転は見込めず、左沢線や陸羽東・西線は、燃料確保が課題になっているという。仙山線は土砂崩落で復旧には時間がかかりそうだ。県民から早期の運行再開、せめてその時期の開示を求める声が上がる中、県内鉄道各線の行方はいまだ見通せない。
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