2011年03月23日
東日本大震災を受け、山形大は22日、2011年度入学手続きや奨学金返還の期間について、通常より長く設定するなどの対応を取っていると発表した。被災した学生に対する授業料免除、軽減も検討している。
同大学務・入試企画室によると、当初予定では前期日程は15日、後期は27日が入学手続きの書類提出締め切り日だが、震災後、大学側から合格者に対して連絡を取っており、入学希望者には各学部に入学の意志を伝えるよう求めている。入学料が納付できないケースは相談に応じる。
奨学金は、貸与を受けた月の翌月から1年以内としていた返還期限を、卒業後3年以内に延長した。
また就職活動について、15日付で各企業に対し、採用試験や説明会の実施日の変更、再設定などを依頼。支援活動では、東北大に避難している同大の学生に対し、山形大農学部で作ったコメなどの物資を送っている。
同日までの安否確認状況も発表した。携帯電話、メールでの確認のほか、大学ホームページ(http://www.yamagata-u.ac.jp/index-j.html)に安否確認システムを設け、学生、大学院生9298人のうち7984人の無事を確かめた。残る1314人の学生のうち1人の死亡が分かった。