2011年03月26日
防衛省は25日、冷却機能の回復へ向けた作業が続いている東京電力福島第1原発1号機~4号機を、陸上自衛隊のヘリコプターが上空から撮影した映像を公開した。
23日午後0時55分すぎから約1時間撮影した素材を5分23秒に編集。横なぐりの雪の中、勢いよく噴き出す白煙や、さび付いた原子炉建屋の鉄骨の姿を捉えている。
最初にズームアップされた3号機は、水素爆発により建屋上部の壁面がめちゃめちゃに壊れ、17日からの自衛隊などの放水活動で使用済み燃料プールに4千トンもの海水が注がれたためか、鉄骨の一部が茶色くさびていた。鉄骨の隙間からは水蒸気とみられる白い煙が、風に乗り南へ流れる。
火災が起きた4号機も天井部の鉄骨がむき出しになり、中には燃料棒の交換に使う橋のような形をした緑色のクレーンが見える。1号機は崩れた天井が格納容器をふさぐ形となり、内部はうかがえない。
最後に大写しになった2号機は、パネルが外れて窓のようになった穴から白煙が噴き出し、天井のほかの穴2カ所からも煙が立ち上っていた。