東日本大震災

新聞の役割、依然大きい

2011年03月28日
 全国紙が「鳥の目」とすると、地方紙は「虫の目」で地域に根を張り、きめ細かな報道をしている。新聞社も大きな被害を受けながら健闘しているが、阪神大震災のときの神戸新聞の経験が参考になっていると思う。

 新聞が届きにくい地域もあると聞くが、新聞はネットなどを通じて記事を提供しており、速報性の面でも負けていない。何より、新聞は専門知識や多くの情報源を持つ記者を抱える点が強みだ。

 今回の震災では、ツイッターなどソーシャルメディアの果たす役割も注目された。被災者の情報発信にマスメディアも注意を払い、重要な情報源として活用している。

 被災地域が広範で被災者も多いので、マスメディアが個々の声に十分に応えることは難しい。しかし、要望を整理・集約し、中長期的な展望も含めて伝えるという点で、新聞などマスメディアの果たす役割は依然として大きい。
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