2011年04月03日
スキーやスノーボードを楽しみ、笑顔を見せる利用客=米沢市・米沢スキー場
東日本大震災の影響で県内のスキー場が軒並み休止、また今季の営業を終了する中、米沢市の米沢スキー場が2週続けて土・日曜の営業を実施。2日は約600人が県内外から訪れ、同市に身を寄せる避難者もスキーやスノーボードで体を動かした。
震災発生後、先月14日以降は営業を休止していたが、「少しでも笑顔を取り戻してほしい」と先月26日、週末に限って再開した。福島県から多くの人が同市に身を寄せていたことから、ウエアやスキー板などを用意し、リフト券、昼食付きで招待。市に送迎バスを出してもらい、希望する避難者に楽しんでもらっている。
リフトの稼働数を通常の6基から2基に減らし、規模を縮小しての営業だったが、詰め掛けた約600人が滑りを満喫。スポーツ少年団で訪れた米沢七中2年の島田真陽瑠さん(13)は「久しぶりにスキーができて気持ち良かった」と笑顔だった。
また、この日は避難所で暮らす2家族7人がゲレンデに。家族4人で訪れた福島県南相馬市、会社員黒◎(くろはばき)亮佑さん(22)は「雪山は小学生以来。避難所では周りに気を使うけど、外だと子どもも思い切りはしゃげる」と話した。
同スキー場は3日で今季の営業が終了するが、運営する米沢観光の飯沢衛一郎社長は「全て自粛でうつむいてばかりではいけない。不満などを解消していくことも必要だと思う」と話している。
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