東日本大震災

津波で壊れた家具を修理 山辺の職人らが宮城・石巻で奮闘

2011年04月20日
 山辺町で講演会やコンサートの開催などを続けるTaiken堂運営委員会(武田正気委員長)は、山形市内の家具職人らの協力を得て、避難所になっている宮城県石巻市の渡波(わたのは)小の家具を製作、修理する活動を展開している。

 同運営委員会は、国内外で活躍する著名人を招き講演会やコンサートを開いているグループ。今月初めに渡波小で炊き出しを行った際、同校が津波の被害に遭い、校舎1階にも津波が流れ込んだことを知った。自衛隊員がグラウンドに散乱するがれきの撤去を始める中、メンバーは「学校が始まるときに」と使えそうな家具を拾い集めた。壊れた家具を修理するため、委員の1人が勤める家具製造などのエスディーコーポレーション(山形市、佐藤弘樹社長)に協力を頼み、山形家具協同組合や同業者に声を掛けた。

 集まった家具職人ら22人は9日、現地で作業。津波をかぶり汚れたげた箱やロッカーを磨き、扉やドアがスムーズに動くように調整したほか、着替えや授乳の際に使ってもらおうと3人分の着替え室を作った。流れてきた板を材料にテーブル3台、ベンチ12台も製作。屋外に設置したテーブルは、避難者の憩いの場になっているという。

 16、17の両日には、約10人がげた箱にペンキを塗って最後の仕上げを行った。拾った木の板でプランターも作り、避難所の子どもたちと一緒にパンジーやマリーゴールドなど40本の花を植えた。活動資金はすべて委員の寄付で、武田忍さん(38)は「炊き出しは今後も続けたい。元気が出るようなコンサートも企画したい」と話している。
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