2011年04月22日
福島県は21日、福島第1原発事故などに伴い山形市総合スポーツセンターに避難している福島県民に対し、本県の旅館・ホテルの2次避難先を示した。この結果、23日には約150人が移動する見込みで、一時は1000人を越えていた避難者数は約140人まで減少する見通しとなった。
この日、同センターで福島県の担当者が、事前に希望を出していた各世帯に山形市と天童市の5施設に振り分けた避難先を提示。23日午後2時~午後4時に移動を完了するよう通知したほか、2次避難先の注意事項を説明した。
当初の希望調査では59世帯約200人が移動する予定だったが、小中学生の子どもを持つ世帯など13世帯約50人がその場でキャンセル。キャンセルした1人で、天童市内の宿泊先を指定された主婦(37)=福島県南相馬市=は「子ども2人は山形市内の小中学校に通っている。また転校させるわけにもいかず、天童市から毎日送迎するのは難しい。スクールバスをお願いしたのにかなわなかった。山形市内のアパートを借りるしかない」と話した。
山形県が民間アパートなどを借り上げて無料で提供する住宅支援策の募集も始まっており、同センターの避難者数は今後も減少する見通し。