2011年04月29日
県は28日、県内35市町村で22~27日の間に計測した空気中の放射線量を発表した。数値は毎時0.04~0.19マイクロシーベルトの範囲で、いずれも人体には影響がないレベルだった。県が35全市町村の放射線量を発表したのは初めて。
観測地点は各市町村の校庭や役所敷地内の広場、中心街の公園など土が露出している場所。山形市の県衛生研究所屋上で常時観測している空間放射線量より若干高めなのは、地面から通常放出される放射線の影響があるためとみられる。観測はそれぞれ子どもの身長に合わせた地上50センチ、成人に合わせた地上1メートルで実施。地表に近い方がごく微量ながら数値は高くなっている。
地域ごとに放射線量が異なっていることについて、県は「過去のデータなど比較基準がないので断定はできないが、自然界に存在している放射線量が影響した可能性はある。いずれの観測値も平常時と大差はなく、健康面の心配はない」と説明している。