東日本大震災

被災地の高校生招きソフトボール大会 本県有志が企画、10校参加

2011年05月01日
 東日本大震災で被災した子どもたちを元気づけようと、本県の有志らが呼び掛けて企画した高校生ソフトボール大会が30日、山形市の山形北高グラウンドなどを会場に始まった。甚大な被害に見舞われた宮城、岩手県などからも参加があり、5日まで交流試合を繰り広げる。「久しぶりに競技ができて幸せ」-。グラウンドには、震災の苦境を乗り越え、はつらつとプレーする姿があった。

被災地の高校も参加し、ソフトボールを通じて交流を深めた。写真は山形北と聖和学園(宮城)との交流試合=山形市・山形北高グラウンド
被災地の高校も参加し、ソフトボールを通じて交流を深めた。写真は山形北と聖和学園(宮城)との交流試合=山形市・山形北高グラウンド
 大会は、ソフトボール元日本代表でシドニー五輪銀メダリストの松本直美さん(43)=山形市南二番町=が主宰するスポーツ団体「Do Wonders」が主催。松本さんは3年ほど前、親交が深い山形北高ソフトボール部の有田一美(ひとみ)監督の誘いを受け、群馬県高崎市から移り住み、北高で技術やメンタルの指導を行っている。

 震災後、松本さんは練習試合で交流のある被災地の高校に電話で安否を確認。各種大会の多くが中止になったことが分かり「震災で試合への出場機会が閉ざされるのは残念」と、比較的被害が少ない山形での交流試合の開催を知人らに呼び掛けた。

 今回は宮城、岩手、福島、青森、北海道から計8高校が参加。山形北、米沢東の2高校も加わった。中には震災の影響で約1カ月、全体練習ができなかった学校もあったという。道具の準備などで地元の企業も協力した。

 30日は計7試合を実施。山形北高グラウンドでの山形北-聖和学園(宮城)は、聖和が長短打を絡めた猛攻で9-1で勝利した。思い切りバットを振る姿や、ボールを呼び込む野手の元気な声がグラウンドに活気をもたらした。

 現在も、仙台市若林区内で避難所生活を続ける同校1年の橋本真奈美さん(16)は「震災後初の試合。グラウンドに立った時、試合ができる喜びでいっぱいになった」と感慨深げ。いずれも山形北高3年で、主将和田瑞生さん(17)とマネジャーの神先悠美さん(17)は「遠方から山形に来てくれてうれしい。試合を通じソフトボールに懸ける思いの強さを感じた」と話した。

 大会は30日と5月1日、3~5日の2期に分け、山形市と米沢市の各会場でリーグ戦を行う。
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