東日本大震災

夏祭り競演で共同会見 東北6市、山形市長ら「元気アピール」

2011年05月31日
「前向きに取り組む東北の姿を全国に発信したい」と意気込む東北6県の市長ら。左から3人目が市川昭男山形市長=仙台市・ホテルメトロポリタン仙台
「前向きに取り組む東北の姿を全国に発信したい」と意気込む東北6県の市長ら。左から3人目が市川昭男山形市長=仙台市・ホテルメトロポリタン仙台
 東日本大震災からの復興を願い、夏祭りを競演することになった東北6県の県庁所在地の6市長らが31日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台で共同記者会見を開いた。山形市の市川昭男市長は「6県が一体となって、『東北は元気だ』とアピールしたい」と抱負を述べた。

 夏祭りは7月16、17日、仙台市の勾当台公園や定禅寺通を会場に開かれる。過剰な自粛ムードや風評被害で東北地方の観光客が減少する中、前向きに取り組む姿を全国に発信しようと、6市で実行委員会を組織し開催する。

 山形花笠まつり、青森ねぶた祭、秋田竿灯(かんとう)まつり、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、福島わらじまつりといった、東北を代表する6県の祭りが集結。1日当たり5万人の人出を見込んでいる。東北の魂を奮い立たせ、一丸となって試練を乗り越えようと、名称は「東北六魂祭(ろっこんさい)」とした。ロゴマークの題字は、モントリオール国際芸術祭でグランプリを獲得したことがあり、震災当時、岩手県大槌町に住んでいた高橋卓也君(12)が制作した。

 市川市長は「山形市は直接的には大きな被害はなかったが、サクランボ狩りの予約が取り消されているほか、来シーズンの蔵王への修学旅行の予約もキャンセルが出るなど風評被害がある」と現状を説明。その上で「山形からは40人が仙台を訪れ、花笠踊りを披露する。東北の底力をぜひ多くの人に見てほしい」と語った。
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