2011年06月18日
県は17日、東日本大震災に伴って福島県や宮城県から本県へ避難している避難者数を市町村や避難先別に集計し、16日現在で全体の人数が5701人だったと発表した。市町村別では米沢市が約1700人で最多、避難先はアパートや公営住宅などが約2900人に上っており、避難世帯の孤立化を防ぐ対策の重要性があらためて浮き彫りになった。
避難者の出身は福島県が4678人で約82%を占め、宮城県が964人で約17%となっている。米沢市内の避難者1713人のうち約96%が福島県民。同市内の避難先を見るとアパートや公営住宅が1069人、知人宅や病院などが487人、ホテル・旅館などが157人だった。福島県に近い置賜地方は総じて避難者数が多くなっている。避難者数が2番目に多い山形市は976人。
避難先別では、県が借り上げた民間アパートや、公営住宅への入居が2931人で半数を超えている。ピーク時は約3800人に上った学校や体育館などの1次避難所の人数は12カ所、261人まで減少。旅館・ホテルは52カ所、794人で、このうち天童市が174人で最も多い。知人や親類宅、病院などにいる人は1715人。このうち病院や社会福祉施設へ入院、入所している人数は425人に上っている。
調査は内閣府の要請を受け、市町村を通して実施。今後も2週間ごとに集計し、公表する。