2011年06月19日
きらやか銀行は、東日本大震災で被害を受けた企業の復興支援などを積極的に進めていくため、事業資産の売買仲介などを手掛けるリマーケット・エージェンシー(東京都)との間でビジネスマッチングの業務提携契約を結んだ。在庫処分や原材料の仕入れに支障を来している同行の取引企業を、リマーケット社のネットワークを通し、新たな販売先や仕入れ先と結び付けることが可能になる。
全国の金融機関の間で、リマーケット社と連携する動きが広がっており、現在は全国で15行以上の地方銀行が業務提携を締結。東北では4行目、県内では初となる。
リマーケット社は、NPO法人日本動産鑑定の関連会社として昨年3月に設立された。企業の在庫や規格外品などの新たな流通市場(リマーケット市場)を運営。中小企業が抱える過剰な在庫の処分などを同市場で仲介している。
今回、きらやか銀行と業務提携を結んだことで、在庫の処分や原材料・商品の仕入れに悩んでいる同行の取引企業に対し、リマーケット社のネットワークやノウハウを活用したマッチング情報を提供することなどが可能になる。
同行は「例えば製品本体は問題なくとも、震災でパッケージが破損したために販売できず困っている企業がある。そうした商品の売買などを支援しやすくなる。ビジネスマッチング業務を通し、被災地企業の復興や地元企業の活性化を応援していきたい」と話している。