2011年07月08日
杉並木の中で、森林浴を楽しみながら羽黒山五重塔を見学するツアー参加者=鶴岡市
東日本大震災で被災した宮城県名取市民を鶴岡市に招待する「被災者支援ツアー」第1陣の一行が7日、同市羽黒町の出羽三山神社などを訪れ、羽黒山の杉並木や五重塔などを見学した。
県や鶴岡市の支援を受け、名取市民に鶴岡の観光を格安で楽しんでもらうツアー。2泊3日の日程で、出羽三山や市立藤沢周平記念館、加茂水族館、湯野浜温泉などを回る。今回は名取市の閖上地区などで被災し、仮設住宅などで生活する62人が参加。13日から第2陣が訪れる。
前日に湯殿山を参拝するなどして羽黒山に到着した参加者は、樹齢300~500年の杉並木の参道を歩き、全身で森林浴を満喫。五重塔を見学しながら修験の地の厳かな雰囲気を楽しんだ。その後、出羽三山神社を参拝した。
仮設住宅で暮らしている岩田久美さん(43)は次男の大空(つばさ)君(3)とツアーに参加。「ずっと気を張ってきたから、息抜きをしたくて参加した。杉並木でマイナスイオンを浴び、おいしい空気を吸うだけで元気になれる」と笑顔で話していた。