東日本大震災

気仙沼へ「移動図書館」派遣 17日、鶴岡市立図書館

2011年07月16日
気仙沼市へ派遣される鶴岡市の移動図書館「やまびこ号」=鶴岡市立図書館
気仙沼市へ派遣される鶴岡市の移動図書館「やまびこ号」=鶴岡市立図書館
 鶴岡市立図書館(五十嵐武館長)は、東日本大震災で被災した子どもたちを応援しようと17日、宮城県気仙沼市に移動図書館「やまびこ号」を派遣する。やまびこ号が気仙沼市の移動図書館「あおぞら号」を参考に設計された縁から実施。あおぞら号は津波で流される被害に遭ったが、“弟分”に当たるやまびこ号を派遣し、紙芝居や書籍を贈る。五十嵐館長は「ひとときでも本で安らぎを得て、早期の復興につなげてほしい」と話し、準備を進めている。

 鶴岡市内を巡回している現在のやまびこ号は2008年3月に更新。その際、気仙沼図書館から前年に更新したばかりのあおぞら号の設計書などの提供を受け、紙芝居が取り出しやすいよう工夫された棚の作りなどを参考にした。

 震災後、五十嵐館長が気仙沼市の映像をテレビで見ていた際、津波で流されるあおぞら号を発見。被災した“兄貴”に恩返ししようと、職員たちで子どもたちに絵本を贈ることを計画した。気仙沼図書館に打診したところ、津波の被害に遭い、小学校を間借りして再開している市立大谷幼稚園に紙芝居を贈ってほしいとの要望があった。

 鶴岡信用金庫から寄せられた鶴岡市出身の絵本作家つちだよしはるさんの紙芝居も合わせ、計55セットを用意。17日は、市民から提供を受けた本など約3000冊を載せ、同園のほか、気仙沼図書館や仮設住宅が並ぶ中学校のグラウンドなど3カ所を訪れ、本をプレゼントする。

 現地では絵本の読み聞かせや工作を通して子どもたちと交流する機会も設けるといい、五十嵐館長は「子どもが元気でいれば大人も元気になれるのでは。子どもたちから明るく元気になってほしい」と思いを寄せている。
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