東日本大震災

宮城・東松島の夏祭りを盛り上げ 県新規就農者ネット有志らが参加

2011年08月11日
ブドウ搾りに挑戦する子供たち。仮設住宅で行われた夏祭りでは本県農家も盛り上げに一役買った=宮城県東松島市
ブドウ搾りに挑戦する子供たち。仮設住宅で行われた夏祭りでは本県農家も盛り上げに一役買った=宮城県東松島市
 東日本大震災の被災者が入居する宮城県東松島市の仮設住宅で10日、夏祭りが開かれた。山形県新規就農者ネットワークの有志も参加、焼きそばやフランクフルトなどを振る舞い、祭りを盛り上げた。同団体は津波による塩害で栽培できなくなった学校の花壇再生にも取り組んでおり、「農業を通して息の長い支援をしていきたい」と意欲を見せている。

 子供たちに笑顔になってもらおうと住民が企画した。実行委員長の相沢修さん(55)は「親を亡くした子供や、子供を亡くした親など、さまざまな境遇の人がいるが、できることは自分たちでやることが大切。自立のきっかけをつくりたかった」と話す。出店した本県の県新規就農者ネットワークの有志はデラウエアを丸ごと搾るぶどうジュースなども提供。尾花沢スイカでのスイカ割り大会も開かれ、浴衣姿の子供たちは笑顔いっぱい。

 同ネットワークは震災後、名取市や亘理町などで炊き出しを行い、石巻市の7つの小学校で花壇の除塩・土壌改良にも取り組んできた。よみがえった花壇には、サルビア、マリーゴールドやサツマイモ、枝豆などが植えられた。

 この仮設住宅ではアサガオ、ウリなどの「緑のカーテン」を設置したり園芸教室も開き、緑を通した住民の交流にも一役買っている。県新規就農者ネットワークの田中俊昭事務局長(43)は「学校や仮設住宅にもっと緑を増やしたい」。夏祭り実行委員長の相沢さんは「山形の皆さんには継続して支えてもらっている。家は流されたが山形県民への感謝の気持ちは心の中にしっかりある」と話していた。
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